陸ルート。
2006年 02月 02日
就職活動に伴い、床屋に行き髪を結わねばならなかった。
少年ジャムプーにて連載中の魔人探偵を見てからびびって行くのを渋ってたのだけど。
・・・まあそれでもやっと昨日観念して行く決心決めたワケだ。
せっかくなのでどこか若者向けの床屋にでも行こうとクーポンマガジンホットペッパーにて検索し、
ついでにクーポン使ってお得に済ますことに。
いかにも今風のその店で、髪を切ってくれたのは僕より2,3は若い青年で。
刃物を持った知らぬ男を背後に立たせることにいささか不安はあったものの、
彼のプロ魂を信じ、椅子に腰掛けた、、、
すると、
「はい終わりましたよ、お疲れ様でした~」
と、すぐに声をかけられる。
鏡を見ると本当に僕の髪は一瞬のうちに散髪されていた。
「え! もう終わったんですか! 椅子に座ってぜんぜん時間がたっていないのに!!」
「ええ、技術は進歩していますから。 あと髭も剃っておきましたよ」
顎をなでると本当に剃り残しなくつるりとしていた。
「本当につるつるだ! 剃刀なんてあてられた覚えはないのに!!」
「それも技術の進歩です。、、、ついでにですね、爪を切って耳掃除もしちゃいました。これはサーヴィスです」
手を見ると僕の伸びていた爪はきれいに切りそろえられており、
周りの音はよりクリアに聴こえるようになっていた。
「・・・もしかしてアナタは神かなんかですか?」
「いいえ、すべては技術の進歩の賜物です」
正直、僕はこの青年をなめていた。
しかし実際目の当たりにした散髪の技の凄まじさを痛感するとともに、深く反省し。
これからは床屋ではなく正式に美容院と呼ぶことにした、。
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ところでハナシのJ検は不合格だった。
by naka-mr
| 2006-02-02 14:40
| ウソツキー。