こころ寒くてもだんご汁食べればあったまるよ!!、、、>ブログ。


by naka-mr
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たまにはこんな1シーン



6年続けたバイトを辞めて一週間が経ちました。
上京まであともう少し間がありますが、いろいろ準備があるだろうと
一寸早めに済ませていたのです。

自分でもよくもまあこんなに続いたものだと思います。
この6年の間に様々ことがありで、
そんな年でもないだろうに、少々感傷的になったりします。
今の学校生活の合間はもちろん、
一時期だけど職に就いていたときも、深夜はそのバイトに勤しんだもの。
・・・今考えれば何故そのとき辞めていなかったのか不思議ですが。

思うに僕はバイトが中心だったのかもしれないな、、、と。
とんだ逆転もあったものです。



でもさすがに今回ばかりは、
場所が場所だけに掛け持ちは無理のようで。
やや残念な気持ちもしかり、
これがひとつの転機なのだろうと。


今現在は何もアルバイトをしていません。
後期試験も終え、卒業研究発表は来週ですが
若干の暇がある― と言ったところでしょうか。


-


・・・間抜けな話かもしれませんが、僕あまり暇を持て余すのは得意ではありません。


いつものようにふて寝でもいいのだけど、
この場にいるのも後わずかだと思うと寝るだけでは何か勿体無い気分になるもの。


気分転換にゲームなどしようとしてもいまいちのめり込めず、
退屈なテレビ番組をながめていた午後、
ふと昔見た映画を思い出しました。
そして観たかったけどまだ観れてなかった映画も。


-

決断は早く、すぐさま最寄のTUTAYAまで向かう。
今まで時間の都合だったりで行くのすら我慢していた店だけに、
目当てのビデオを探したあとも、ついつい長居したりした。


ビデオを借りるべくレジに並んでいるとき、
僕の方に歩いてくる女性に気がついた。
僕と同じか、、、少し年上くらいの女性。
知り合いだろうかと思っていると、近づいた彼女がためらいがちに、
「○○のコンビニで働いていた人ですよね、、、」
と言った。
僕は彼女を覚えてはいなかったのだけど、おそらくは数いるお店のお客さんのひとりだったのだと思う。

―そうです、
と反射的に返事はしたものの、なにぶん唐突な事だったので、
声が裏返った気がし、顔が熱くなるのを感じた。
そのとき僕が持っていたビデオは、
『劇場版ワンピース デッドエンドの冒険』
『金色のガッシュベル 101番目の魔物』

など子供向けのアニメばかりでさらに気まずい空気が流れる。

「・・・アニメがお好きなんですか」
―いえ、、その・・・好きは好きなのですが、、、。
自分でも何を言ってるのかわからないまま、
またしても気まずい沈黙。

「最近お店で見かけませんよね、どうかされたのかと思ってました」
―あの店は、、辞めました。 就職が、決まったので、。
しどろもどろになりながら、なんとか答えた。
つくづく僕は、旨く話も出来ないうえ、
女性にアニメのビデオを見られたり、、、情けなくなる。

くすり、という彼女の小さな笑みが聞こえ
「残念です。 あなたの接客、とても丁寧で好きだったのに」
と、その女性は軽く頭を下げると店の奥に歩きだした。
彼女が棚で見えなくなったとき、
ちょうどレジの順番がまわってきた、、、。



店を出るとすでに日は暮れて、半欠けの月が覗いています。
月明かりを頼りにするにはちょっと早い時間。
まだまだ寒い日が続くように、僕は借りたビデオを持つ手を抱き、
帰宅の路につきました。




結局、もう目的は済んでいたのだと、
自宅に帰ってから気づいたのです、。
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by naka-mr | 2007-02-08 23:51 | ウソツキー。